制作事例

社長の一言

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競争から共創へ ― 業界の未来を仲間とともに創る ―

コラム

【7月コラム】

競争から共創へ ― スリッター業界に新しい価値を生み出すコミュニティ構想 ―
近年、フィルム加工業界を取り巻く環境は大きく変化しています。
人手不足、原材料価格の高騰、短納期・小ロット化、そしてお客様から求められる品質の高度化。
一社だけで、すべての課題に対応していくことは、年々難しくなってきています。
だからこそ今、必要なのは**「競争」だけではなく、「共創」という考え方**ではないでしょうか。


■ 関東スリッターコミュニティ始動へ

現在、弊社 西ノ宮互厚産業株式会社 は、東京スリッター株式会社、西浦スリッター株式会社と連携し、
関東エリアにおけるスリッター会社同士のコミュニティづくりを計画しています。
目的は単純に仕事を紹介し合うことではありません。
それぞれの会社が持つ強みや技術を共有し、業界全体の価値を高めることです。
例えば、幅広製品が得意な会社、超狭幅加工を得意とする会社クリーン環境での加工を得意とする会社、
短納期対応が強みの会社特殊フィルムや高機能フィルムに精通している会社など
それぞれ得意分野は異なります。
その強みをリスト化し、お互いが把握できれば、「この案件は○○社が得意だから相談してみよう」という新たな連携が生まれます。


■ 情報は業界の財産

もう一つ大切にしたいのが情報共有です。
新しい材料の情報。
加工時のトラブル事例。
安全対策。
設備の改善事例。
品質向上の工夫。

これまで各社が個別に蓄積してきたノウハウを共有することで、一社では得られない知見が生まれます。
もちろん、各社の企業秘密やお客様の機密情報は守らなければなりません。
しかし、業界全体の発展につながる情報は積極的に共有し、お互いが成長できる環境をつくることが重要だと考えています。


■ 「困ったら相談できる関係」をつくる
仕事をしていると、「この加工、どこか対応できる会社はないか。」
「この材料の加工実績はあるだろうか。」
「設備トラブルで納期が厳しい。」
  
そんな場面は少なくありません。その時に、すぐ相談できる仲間がいる。
それだけで、お客様への対応力は大きく変わります。
会社同士がライバルでありながらも、困った時には助け合える関係。
それが、このコミュニティの目指す姿です。


■ 業界全体の価値を高めるために

私たちが目指しているのは、一社だけが成長する仕組みではありません。
スリッター業界全体が「技術力が高く、安心して仕事を任せられる業界」として社会から評価されることです。
各社が持つ強みを活かし、補い合い、新たな価値を生み出していく。
その積み重ねが、お客様からの信頼を高め、新しい仕事や新しい市場の創出にもつながると信じています。


■ 最後に

これからの時代は、「自社だけが良ければいい」という考え方では、生き残ることは難しくなります。
会社の枠を越えて知恵を出し合い、技術を高め合い、困った時には支え合う。
そんな横のつながりこそが、これからのスリッター業界に必要な力ではないでしょうか。
今回のコミュニティ構想は、その第一歩です。
一社ではできないことも、仲間が集まれば実現できる。
私たちはこれからも、「競争」から「共創」へという新しい価値観を大切にしながら、
関東から業界全体を盛り上げる活動を進めてまいります。

業界の未来は、一社ではなく、みんなで創るもの。
その想いを胸に、新たな挑戦を続けていきます。

 

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